ポリフェノールとダイエット |
みなさんはポリフェノールって最近よく聞きますが知ってますか?そうです、あのワインやウーロン茶に入っている成分で、最近では「カテキン」なんかが話題になっています。そこで注目したいのがポリフェノールは健康にいいだけではなく、ダイエットにも効果が期待できるというところ。今回はポリフェノールのダイエット効果フィーチャーしてみましょう!
ポリフェノールってどんな成分? |
ポリフェノールとは、植物が光合成を行うときに作られる物質の総称でこれまでにおよそ5000種類が知られています。共通した働きとして抗酸化作用があり、どれも健康に良いとされているものばかりです。
ポリフェノールは植物の葉っぱや花びら、茎や樹皮に多く含まれている成分で、大きくフラボノイドとノンフラボノイドに分けることができます。
おそらく、日本でポリフェノールが注目されるようになったのは、ちょい昔のワインブームからではないでしょうか?ほかにもポリフェノールには、ブドウやココア、お茶やコーヒーにも含まれています。
ダイエット効果に期待のカテキン類 |
数あるポリフェノールの中でも、最近ダイエット効果が期待されるとして注目されているのがカテキン。カテキンは緑茶や紅茶、赤ワインに多く含まれている渋味成分です。
では、そのカテキンはダイエットにどのような影響を及ぼしているのでしょうか?
●アミラーゼ活性阻害
食事などで食べ物を口に入れると、デンプンなどの糖分が唾液によってブドウ糖に分解されます。これをアミラーゼ活性といいます。ブドウ糖に分解された糖分は、体内に吸収されやすくなってしまいます。カテキンにはそれを抑える作用があり、食事で摂った糖分を吸収されにくくします。
●お腹の調子を整えてやせる体質に
カテキンには、腸内のウエルシュ菌などの悪玉菌を減らし、ビィフィズス菌などの善玉菌を増やす作用があるといわれています。腸内環境が整うと、女性の多くが悩んでいる便秘の改善に役立つほか、ビタミンB2の働きが活性化されて脂肪の燃焼を促します。
ほかにも、食事で摂った脂肪や肝臓から腸に排泄された脂肪が吸収されるのを抑える働きを持っています。
カテキンダイエットが優れている点は、カテキンを含む飲料を食事と一緒もしくは食事後に飲むだけでその効果が期待できるところ。しかも、カテキンにはダイエットのほかにも活性酸素による害を防いだり、動脈硬化を抑制したりと、さまざまな健康にいい働きをもっていることがわかってきています。カテキンを多く含む食事時にあわせて飲んでみてはいかがでしょうか。
カテキン摂取の目安
- カテキンの一日摂取量の目安は1000mg。
- 茶葉3gに100ml程度のお湯を注ぐと約100mgのカテキンが摂取できます。
- 一日に10杯くらいの緑茶を飲むことで一日の目標摂取量を摂ることができます。
- 緑茶の中でも煎茶がカテキン含有量が高く、5gの粉末に約650mgのカテキンが含まれています。
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