健康食品の表示が変化する可能性

健康食品の表示が変化する可能性 日米の現状を取材しました。

健康食品の表示が今後、大きく変わることになるかもしれません。
安倍首相が5日、自ら出したGoサイン、日米の現状とともに取材しました。街行く女性におなじみにサプリなどの健康食品。
実はその制度が今後、変わるかもしれない。
そのキーワードは、パッケージなどに記された表示にある。
「グルコサミン」、「イソフラボン」、「ヒアルロン酸」、「コエンザイムQ10」、「コンドロイチン」、「ノコギリヤシ」、「プラセンタ」などの言葉。
街の人は、「ヒアルロン酸とか、イソフラボンとか、聞いたことがあります」、「コエンザイムQ10、飲んでいました」などと話した。
これらは、市販されている健康食品などに使われている成分だが、その効果について、街の人に聞いた。
街の人は、「効いているかどうか、わからない」、「何となく。みんなが飲んでいるから、じゃあ飲もうかなみたいな」などと話した。
実は、サプリなど健康食品に含まれたこれらの成分については、現在、その効果の表示は許されていない。
その一方で、効果の表示が認められているものは、「トクホ」こと特定保健用食品。
街の人は「トクホって書いてあると、目的に合わせて使ったりします」と話した。
「血圧が高めの方に」などの表示が、商品ごとに審査を経て、許可されている。
現在、1,000を超えるトクホが、政府から許可を受け、商品に健康効果を表示している。
その一方で、関係者からは、許可を受けるまでの間に、審査などに時間やコストがかかりすぎるとの声が上がっていた。
効果の表示が認められている食品は、ほかにもある。
「栄養機能食品」と呼ばれるもの。
例えば、あるパッケージには、栄養成分の「カルシウム」、そして機能表示には「骨や歯の形成に必要な栄養素です」と書かれていた。
この栄養機能食品は、ビタミンCや亜鉛などについて、国の基準を満たす量の栄養素が入っていれば、審査を必要とせず、効果の表示が可能だが、それは17種類のビタミン、ミネラルに限られている。
そんな中、5日、このトクホと栄養機能食品に加えて、これまで表示が認められていなかった一般の健康食品について、安倍首相は「健康食品の機能性表示を解禁いたします。現在は、国からトクホの認定を受けなければ、『強い骨を作る』といった効果を商品に記載できません」と述べた。
新たな方針により、「グルコサミン」などの成分が含まれた健康食品も、今後、効果の表示ができるようになるとみられている。
街の人は、「(表示されるのは)わかりやすいですよね」、「怖いですね。安全なのかなって」などと話した。
東京・銀座でカウンセリングを行い、個人にあったサプリメントを提供しているという薬剤師カフェで、今回の健康食品の機能表示の解禁方針について聞いた。
薬剤師カフェvitaの平井陽子店長は「(現在は)効能、効果を書けない。逆にそれを悪用してというか、イメージだけ誇張したり、何が良くて、何が悪いかとか、全部一緒くたになっているので、わたしとしては、基本的に(表示の解禁について)賛成しています」と話した。
政府が今回の方針を固めた背景の1つには、アメリカの存在がある。
安倍首相は「アメリカでは、国の認定を受けていないことを、しっかり明記すれば、商品に機能性表示を行うことができます。国には、事後に届け出をすれば、良いのです」と述べた。
FNNは今回、そうしたアメリカでのサプリの表示について取材した。
棚にずらっと並んだサプリメント。
例えば面白いもので、「問題解決能力を促進する」というものがあった。
そして、「ストレスを下げる」というものもあった。
このほかにも「体や頭、気力に効くエネルギー」や「肝臓と血液を浄化」などのうたい文句があった。
これは、国の審査を受けていないことを明記すれば、効果について表示できる、アメリカ独自の制度に基づいている。
店員は「このシステムは、とてもうまくいっています。(健康食品は)大きな産業に発展し、毎年成長しています」と話した。
一方、客からは「効能が良く書かれすぎていて、信じられないわ。10ポンド(約5kg)やせられるとか、記憶が戻るとか言われても、わたしは信じない」との声が聞かれた。
健康食品の表示をめぐる制度。
今後、日本では、どういった点が課題となっていくのか。
政府の規制改革会議のメンバーを務めた、大阪大学の森下竜一教授は「現時点では、機能性表示が可能になる大きな枠組みが決まっただけなので、実際にどういう機能性を認めていくか、どういう健康食品に機能性を認めるか、実際にどういう機能性を認めていくか、どういう健康食品に機能性を認めるか、これをまず決めていかないといけない」と話した。
by FNN ニュース(06/05 18:45)より

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