経産省の補助事業、全国で健康食品・機能性食品を開発
経済産業省は24日、2013年度の新事業活動・農商工連携等促進支援補助金の採択結果を公表した。採択された事業については、各地域の地場企業が行なう新商品開発や販路拡大に対して、国が補助金を交付する。地域産業の活性化に向けて、地元の素材や特産品を活用した機能性食品・サプリメント・化粧品などの開発が全国各地で行なわれる。
各地域の経済産業局の採択件数は、北海道21件、東北39件、関東45件、中部97件、近畿47件、中国42件、四国24件、九州43件、沖縄11件。健康食品や機能性食品の開発事業も多数盛り込まれた。
青森県のスパン・ライフは「氷温ニンニクを活用した黒ニンニクサプリメント」を開発する。愛知県の日本製薬工業は「ピンクニンニクを使用した健康食品」の製造・販売、島根県のオーサンは「エゴマの葉を活用した機能性食品」の開発、山口県の三笠産業では「『源生林あしたば』のパウダー商品と健康食品」の販路開拓を計画。大分県のムクノは「いちじくを使った健康志向食品」を開発する。
また、鳥取県の甲陽ケミカルは「キチン・キトサンを活用した高付加価値商品」の製造・販売を行なう。神奈川県の海月研究所は「ビゼンクラゲを活用した高品位コラーゲンなどの中間素材」、愛媛県のマエダは「食物繊維とギャバが豊富な裸麦粉・ミックス粉」の開発にそれぞれ注力する。鹿児島県の福山物産は「黒酢のアミノ酸と青梅のクエン酸を活用した梅黒酢」の開発と販路拡大を目指す。
by NET IB NEWSより
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